繰り返し使えるマイボトルは、サステナブルな生活へのスタートにおすすめ。とはいえ、素材やサイズ、デザインなど、たくさんの選択肢があり、どれにしたらいいのかを迷ってしまいがち。せっかくなら素材や製造過程などから地球に配慮したマイボトルを長く使いたいところ。
今回は、UPDATER TRACKs編集部のスタッフが実際に愛用しているマイボトルから厳選した4製品をご紹介!
MiiR(ミアー) : 独自の「ギブ・コード」でドネーション先が追跡できる
シンプルなロゴのみのスタイリッシュな「ミアー」は、スマートにマイボトルを持ち運びたい人におすすめ。内部の温度が外に逃げるのを防ぐダブルウォール真空断熱構造によって保温・保冷の両方に対応。広い飲み口は氷を入れやすく、お手入れしやすいメリットもある。
透明性、説明責任、社会的・環境的なパフォーマンスの厳格な基準を満たし、「B Corp」という第三者機関である非営利団体の認証を取得。さらに、毎年の収益3%をさまざまな支援に寄付する「Product to Project」という取り組みを行っている。製品を購入することで、人々が健康で豊かに生きる上で欠かすことのできない「綺麗な水」「健康な大地」「公正な人と人とのコミュニティ」の実現に向けて動いている人々や団体を支援することに繋がる。
また、「ミアー」製品には“Give Code”が記載されており、どのような活動に自分のお金が使われたのかをコードから確認、追跡ができるため、トレーサビリティに優れていると言えるだろう。
Kleen Kanteen : 再生ステンレス素材90%のミニマルデザイン
シンプルなデザインはパーツが少なく、ラウンドした内部は毎日のお手入れがラク!性別や年代問わずに持ちやすく、バックやドリンクホルダーなどにもすっと収まるように設計されている。そのスリムな見た目に反して飲み口は広めなため、ボトルに氷を入れるのも簡単。
創業時から「冒険への愛」「自然環境保護への愛」「使い捨てプラスチックの代替への愛」を持って、ステンレスボトルをつくってきた「クリーンカンティーン」。独自で定めた高い基準を元に、人や環境に悪影響を与える成分を排除し、地球にも優しい安全な素材を使用している。さらに、製品の90%が「18/8ステンレススチール」という、再生ステンレス鋼でつくられている。
また、「クリーンカンティーン」は「1% for the Planet」に加盟しており、購入した商品の売り上げの1%は承認された環境保護団体に寄付される。
Tiger : 抜群の保温効果であらゆる場面で活躍
長年“温度”に寄り添ってきた「タイガー魔法瓶」による、安心の真空断熱構造。冷たい飲み物も温かい飲み物も温度を保ってくれるから、季節と気分に合わせて好きな温度の飲み物を持ち運べる。テレワークやオフィスでの日常使いだけではなく、ジムやヨガ、キャンプや登山といったアクティブな場面でも使いやすい軽量設計。さらに、手に持った時にフィットする「スラントハンドル」にも、持ち運びしやすいように、という気遣いとこだわりを感じられる。シーンを選ぶことなく生活に溶けこむデザイン性も魅力の一つ。
それぞれのカラーにコンセプトがあり、「パシフィックビーチ<CZ>」には“美しい砂浜を守る”という想いが込められている。カラーに込められたコンセプトから、マイボトルを選べるようになっている。
今回紹介する4種類のマイボトルの中では、唯一の日本企業!ちなみに、社員は自社製品のマイボトルを使い、社内ペットボトルゼロを目指すなど、「健康・人権・環境配慮」を信条にして実践している。
Hydro flask : 豊富な色とデザインから自分の定番を見つける
人の心を動かす、自然と人間のどちらをも大切にした製品づくりを大切にしている「ハイドロフラスク」。ボトルはポップなカラーから、パステルカラーまでカラーバリエーションが豊富!山道で出会う小さな花のような優しいピンクカラーのTrillium(トリリウム)は2024年春夏の最新カラー。
表面は優れたパウダーコーティングで、滑りにくく耐久性に優れている。ボトル製品の全てに、二重壁真空断熱技術(TempShield™)を採用。21oz(621ml)ボトルは、24時間の保冷、6時間の保温機能をもつため、温度を保ちながら、お気に入りの場所へ気軽に持ち運べるようになっている。
また、人の体に悪影響を及ぼすビスフェノールA(BPA)を含まない素材を使用。キッズ用シリーズのマイボトルもあり、お子さんと一緒にマイボトルデビューしたい!という方にも安心できるおすすめのブランドだ。
#RefillForGoodという、「地球のために再利用可能な製品を使おう」というスローガンを掲げ、使い捨て容器の削減を推進。また、Parks For Allという慈善活動を行っており、公共緑地の保護活動を支援したり寄付も実践したりしている。
マイボトルを使うことで、日々の使い捨て用品を確実に減らすことができる。
例えば、一人ひとりがマイボトルを持ち歩けば、ペットボトルを数本でも減らすことができ、地球全体では大きな削減に繋がる。そして、ペットボトルを購入する際にも、飲み終わった後の容器に対して、リサイクルに繋げる意識が強まるだろう。マイボトルを持ち歩くことは、過剰な使い捨て用品を使わないという自分自身との約束でもあり、周りへの意思表示ができるファーストステップだ。
ぜひ、長く使える相棒マイボトルを見つけて、いろいろなところへ一緒に連れて行ってみては?