食べる

GOOD NATURE MARKET

GOOD CACAO 日本茶に合う京都フィナンシェ

918 円（税込）

世界を変えるポイント

カカオハスクやホエイの活用により食品ロス削減に繋がる

食品添加物を使用することなく長期保存が可能に

一般的には捨てられている美味しさがつまったフィナンシェ。チョコレートの製造に出るカカオ豆の皮である「カカオハスク」と、ヨーグルトやチーズの製造過程に出る「ホエイ」を使用しています。ホエイによってふわっとした食感に仕上がっていて、カカオハスクによってコクのある香りを楽しむことができます。甘さ控えめなので、日本茶と合わせて楽しむこともできます。この美味しさを長持ちさせるために、作った直後に脱酸素剤を同梱し缶に充填。缶の中で酸素がなくなるため、酸化や腐敗が進むことを防いでくれます。

まずは知ってほしいこと

社会課題❶

カカオハスクは、ローストしたカカオ豆からチョコレートに使われる「カカオニブ」を取ったあとに残る皮のこと。その割合は約30％もあると言います。チョコレートに加えると口当たりが悪くなってしまうため、一般的には使い道がないとされ、そのほとんどが廃棄されています。しかし、上手に使うと、香ばしい香りや深いコクを出してくれる食材になります。

また、「ホエイ」はヨーグルトやチーズを固める際に出る液体で、日本では「乳清（にゅうせい）」と呼ばれています。良質なプロテイン源としても知られていますが、水分量の少ないチーズの場合、原材料の牛乳からホエイになる割合は約90%で、カカオハスクと同様、その大半が廃棄されています。

社会課題❷

一般的に焼き菓子は、保存料や酸化防止剤などの食品添加物の使用を控えて製造するものが多く、一定のクオリティを保つために短い賞味期限が設定されています。しかし、これにより消費しきれない焼き菓子も多く出てしまい、食品ロスに繋がっている一面もあります。

加えて、せっかく作ったものを捨ててしまうのであれば、本来はかけなくてもいい環境負荷をかけていることになり、限りある資源の無駄遣いにも繋がってしまっています。

ブランドが取り組んでいること

課題解決策❶

カカオハスクは、使い道を考えれば、コクのある深みを出す材料にもなります。通常は廃棄されていたとしても、アイデアで食品ロス削減を実現できます。

また、ホエイは焼き菓子に使用するとふわっとした食感を生み出してくれるため、美味しさのクオリティを上げることに繋がっています。ホエイは京都・美山町の酪農家から調達しており、現場では廃棄量が減ったため、酪農家も喜んでいるようです。

どちらも「もったいない」という想いから原材料として使うことを決めたそうですが、その可能性を探り、あまり知られていないメリットを見つけることができたと言います。

課題解決策❷

焼き菓子の短い賞味期限を延ばすために、この商品では脱酸素剤を同梱するパッケージを採用したとのこと。缶の中の酸素をなくし、食品添加物を使わずに酸化や腐敗が進むことを防いでいます。賞味期限は1年。味の観点を除けば、3〜5年は保存可能です。

食品添加物を使用することなく長期保存が可能な食材は多くありません。こうした「いつでも美味しい」を手に取れる商品を「ローリングストック（※）」として備蓄できることは安心にも繋がります。

※普段の食品を少し多めに買い置きしておき、賞味期限を考えて古いものから消費し、消費した分を買い足すこと。
詳細はこちら

ブランドが描く未来

「GOOD NATURE MARKET」が掲げるのは、体、心、地域、社会、そして地球にとってGOODな美味しさを毎日の食卓へ届けること。それが、彼らが提案する「GOOD NATUREな食のスタイル」だと言います。美味しさだけにとらわれるのではなく、どのようなポジティブなインパクトを与えられるのかを考えながら商品開発を行っています。

「美味しいもの、自分が良いと思うものを選んで買っていたら、知らぬ間に脱炭素に貢献していた」──。これを実現できる商品を開発し、社会ひいては地球に貢献していくことが、
GOOD NATURE MARKETが見据える未来だと言います。

世界を変えるポイントを
もっと覗いてみる

カカオハスク（カカオ豆の皮）を活用したカカオシリーズは、美味しいだけではなく、アップサイクルの取り組みも大切な目的の一つとしています。ビーントゥーバーのチョコレートを作る際、カカオ豆の約30％を占めるカカオハスクは、ほとんど活用されていません。そこで、カカオハスクに価値を見出したアップサイクルな商品を開発されています。その商品をご利用いただくことで、リデュース（無駄なごみの量をできるだけ少なくすること）や食品ロス削減に貢献。カカオを丸ごと仕入れることで、良質な生産にも繋がると考え、取り組まれています。

通常、焼き菓子の賞味期限は短く、廃棄に繋がりやすいという点に着目。焼き菓子を缶に充填することで賞味期限を12ケ月に長期化しています。缶を開ければ、いつでも出来立ての味が楽しめるため、備蓄食料としてもおすすめです。また、お茶缶と一緒に置いても馴染む和テイストなデザインは、ちょっとしたギフトやお土産にも喜ばれること間違いなしです。

GOOD NATURE MARKET